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2023.05.4

デュタステリドとフィナステリドの違い

本記事ではデュタステリドとフィナステリドの違いについて解説致します。それぞれの違いの理解を深め、AGA治療頂ければと存じます。

デュタステリドとフィナステリドはなに?

デュタステリドとフィナステリドは、ともに男性型脱毛症の治療に使用される医薬品です。これらの薬剤は、5αリダクターゼと呼ばれる酵素の働きを阻害することによって、男性ホルモンであるテストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変換されることを防ぎます。DHTは、脱毛の主要な原因である毛包の収縮を引き起こすため、これを抑制することで脱毛を防止することができます。

デュタステリドとフィナステリドの違いは?

デュタステリドとフィナステリドは、両方とも5αリダクターゼの阻害剤ですが、その効果は異なります。フィナステリドは、5αリダクターゼのⅡ型に作用する一方、デュタステリドは、Ⅰ型とⅡ型の両方に作用します。そのため、デュタステリドはより強力な効果を持っており、フィナステリドよりもDHTの生成をより効果的に抑制することができます。

デュタステリドのリスクは?

ただし、デュタステリドはより強力な医薬品であるため、副作用のリスクも高くなります。一般的な副作用には、性欲の低下、勃起不全、乳房の腫れ、および精子数の減少などがあります。これらの副作用は、治療を中止することで解決することができますが、副作用を感じた場合にはすぐに医師に相談してください。

一方、フィナステリドの副作用は、比較的軽度で、性的機能に影響を与えることがあります。この副作用は、多くの場合、治療を中止することで解決することができます。

また、デュタステリドは、前立腺がんの治療にも使用されることがあります。研究によると、デュタステリドは、前立腺がんの進行を遅らせることができます。

デュタステリドを服用する場合

デュタステリド、フィナステリドは、ともに処方医薬品であり、医師の処方に基づいてのみ使用することができます。これらの医薬品を使用する場合、過剰摂取や処方に従わない場合に副作用が発生する可能性があるため、医師の指示に従うことが重要です。

また、これらの医薬品は女性や子供には適していません。妊娠中の女性は特にこれらの医薬品を避ける必要があります。 総じて、デュタステリドとフィナステリドは、ともに男性型脱毛症の治療に使用される医薬品であり、どちらも5αリダクターゼの阻害剤であるが、デュタステリドはより強力な効果を持つ一方、副作用のリスクが高く、前立腺がんの治療にも使用されることがあります。フィナステリドは、副作用が軽度で、比較的安全であると考えられています。しかし、両方とも医師の指示に従い、適切に使用することが重要です。

最後に

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監修医師

TOSHIYA ISHIYAMA
石山 敏也

2014年順天堂大学医学部卒業後、順天堂大学医学部附属順天堂医院に勤務。19年より、新島診療所村医に就任。20年スキンシアクリニック副院長に就任。日本内科学会認定医産業医

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