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2022.11.16

抜け毛のチェック方法と抜け毛の基準

薄毛は男性の深刻な悩みの一つで、薄毛に悩む方は全国に約1,200万人もいると言われています。薄毛にはいくつかの原因が考えられますが、主な原因はAGA(男性型脱毛症)です。AGAは進行性の症状であり、原因を理解した上で正しい治療が必要となります。

抜け毛は、多くの人々が気にする薄毛のサインの一つです。しかし、抜け毛の本数には個人差があり、一般的な基準を持つことは難しく気になる方もいらっしゃるかもしれません。本記事では、抜け毛のチェック方法と抜け毛の本数の基準について詳しく解説します。

抜け毛のチェック方法

抜け毛のチェック方法はいくつかあります。以下に一般的な方法をいくつか紹介します。

  • 毛髪のブラッシングまたはコーミング
    毛髪をブラシやコームでとかす際に抜け毛が多いかどうかを確認します。通常は、数本の抜け毛は自然な範囲ですが、大量の抜け毛が見られる場合は異常と考えられます。
  • シャンプー時の抜け毛
    シャンプー中に抜け毛が増えることがあります。髪を洗う際に手に抜け毛が付着するか、排水口に抜け毛が多く落ちているかを確認します。注意が必要なのは、シャンプー時には抜け毛が増えることがあり、それが正常な範囲内である場合もあることです。
  • 枕やタオルの抜け毛
    枕やタオルに抜け毛が多く付着しているかどうかを確認します。朝起きた際に枕やタオルに多くの抜け毛が見られる場合は、抜け毛が増えている可能性があります。

これらのチェック方法は一般的な目安であり、個人の状況や毛髪の特性によって異なる場合があります。もし心配な場合は、専門家に相談することをおすすめします。

抜け毛の本数の基準

抜け毛の本数の基準は一般的には存在しませんが、以下の指標が参考になる場合があります。

  • 通常の抜け毛
    一日に50〜100本の抜け毛は一般的には通常の範囲内とされています。これは、毛髪の成長サイクルにおいて抜け毛が自然に生じることを意味します。
  • 過剰な抜け毛
    一日に100本以上の抜け毛が見られる場合は、過剰な抜け毛と考えられます。特に継続的に多くの抜け毛が見られる場合は、薄毛のサインとして注意が必要です。

ただし、抜け毛の本数は個人差があり、季節やストレスなどの要因によっても変動することがあります。したがって、一度のチェック結果だけで判断せず、数週間から数か月の間で変化を観察することが重要です。また、細く短い毛が多く抜けている場合は特に注意が必要になります。AGAによってヘアサイクルが乱れ、髪が成長する前に抜けてしまっている可能性があります。抜け毛の原因がAGAの場合適切な治療が必要になります。まずはご相談ください。

最後に

本記事では抜け毛のチェック方法と抜け毛の本数についてご説明しました。抜け毛については個人の状況や毛髪の特性によって異なることを理解することが重要です。一般的な目安として100本以上の抜け毛が継続的に見られる場合は異常と考えられます。しかし、個人の状況によって異なるため、不安な場合は専門家に相談することをおすすめします。

AGAは適切なケアに加えて原因に対処する治療が必要になります。薄毛にお悩みの方は早めの対処が効果的ですのでお気軽にご相談ください。

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監修医師

TOSHIYA ISHIYAMA
石山 敏也

2014年順天堂大学医学部卒業後、順天堂大学医学部附属順天堂医院に勤務。19年より、新島診療所村医に就任。20年スキンシアクリニック副院長に就任。日本内科学会認定医産業医

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