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2023.01.18

【AGA治療】睡眠と薄毛の関係について

薄毛は男性の深刻な悩みの一つで、薄毛に悩む方は全国に約1,200万人もいると言われています。薄毛にはいくつかの原因が考えられますが、主な原因はAGA(男性型脱毛症)です。AGAは進行性の症状であり、原因を理解した上で正しい治療が必要となります。

忙しい毎日やストレスなどで、睡眠時間が不足しがちな人は多いと思います。しかし、睡眠不足によって頭皮や髪に悪影響を与える可能性があり、薄毛につながる可能性があります。本記事では、睡眠不足と薄毛の関係について解説していきます。

睡眠不足が薄毛に与える影響

AGAは男性ホルモンが悪玉化することで抜け毛を誘発することが原因で起こる進行性の脱毛症です。従ってAGAの改善のためには適切な治療が必要になりますが、睡眠不足のように生活習慣が悪化することで症状の進行を早めたり、改善が難しくなる可能性があります。

睡眠不足が薄毛に与える影響は、主に以下のようなものがあります。

  • 細胞の再生・修復が阻害される
    睡眠中に分泌される成長ホルモンは、細胞の再生・修復を促す作用があります。しかし、睡眠不足に陥ると成長ホルモンの分泌が減少し細胞の再生・修復が阻害されます。その結果、髪の毛の成長に悪影響を与えてしまいます。
  • ストレスホルモンが増加する
    睡眠不足に陥ると、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が増加します。コルチゾールは毛乳頭細胞に影響を与えて、薄毛を進行させる可能性があります。
  • 血行不良になる
    睡眠不足に陥ると、交感神経が優位になり血流が悪くなることがあります。その結果、頭皮の血流が悪化し、髪の毛が十分に栄養を受けられなくなり、薄毛が進行する可能性があります。

睡眠不足を改善するための方法

以下に、睡眠不足を改善するための方法をいくつか紹介します。

  • 定期的な睡眠スケジュールを作る
    睡眠不足を解消するためには、まずは睡眠スケジュールを定期的にすることが大切です。毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きるようにすることで、体内時計を整え、良質な睡眠をとることができます。毎日7~8時間の睡眠を確保することが大切です。
  • 寝る前の準備をする
    寝る前にリラックスすることが、良質な睡眠を促すために重要です。例えば、軽いストレッチやアロマテラピーを取り入れることで、心身ともにリラックスすることができます。
  • スマホやパソコンの使用を避ける
    スマホやパソコンはブルーライトを発するため寝る前に使用することは避けるべきです。ブルーライトは脳が覚醒状態になるため眠りを妨げるため注意が必要です。
  • 適度な運動をする
    適度な運動はストレスを解消し、良質な睡眠を促すために有効です。ただし、運動をする時間帯にも注意が必要です。運動によって体温が上がるため、寝る前に激しい運動をすると、逆に眠れなくなることがあるため、適度な運動を心がけましょう。
  • 食事に注意する
    食事の内容や時間帯にも注意が必要です。脂っこいものなど消化に時間が掛かる食事や睡眠前の食事は胃や腸に負担をかけ、睡眠を妨げる可能性があります。食事は寝る3時間前までに済ませておくのが理想です。

最後に

睡眠不足は薄毛を進行させる原因の1つとされています。睡眠不足により、ストレスホルモンが増加し、血行が悪化することで、髪の毛の成長に必要な栄養素が不足し、薄毛が進行することがあります。睡眠時間を確保できるよう心がけ、質の良い睡眠を取ることで髪の成長を促しましょう。また睡眠に限らず食事、運動など良い生活習慣を心がけましょう。

薄毛の原因がAGAの場合、上記の生活習慣の見直しに加えて適切な治療が必要になります。薄毛にお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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監修医師

TOSHIYA ISHIYAMA
石山 敏也

2014年順天堂大学医学部卒業後、順天堂大学医学部附属順天堂医院に勤務。19年より、新島診療所村医に就任。20年スキンシアクリニック副院長に就任。日本内科学会認定医産業医

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