2022.12.15
【AGA治療】軟毛と薄毛の関係について

薄毛は男性の深刻な悩みの一つで、薄毛に悩む方は全国に約1,200万人もいると言われています。薄毛にはいくつかの原因が考えられますが、主な原因はAGA(男性型脱毛症)です。AGAは進行性の症状であり、原因を理解した上で正しい治療が必要となります。
髪が細くて柔らかい人はご自身が将来薄毛になるのでは?AGAになるのでは?と悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。本記事では、軟毛と薄毛の関係について解説していきます。
軟毛とは?
軟毛とは、髪の一本一本が細くて柔らかい髪質のことを指します。髪のハリやコシが少なく、枝毛・切れ毛などダメージを受けやすいのが特徴です。また、髪がまとまりにくく、パサつきやすい、ヘアスタイルが決まりにくい、髪が絡まりやすい、といった特徴があります。
軟毛はボリュームを出しにくいということも特徴のため、薄毛との関連をイメージする方もいらっしゃるかと思います。
軟毛の原因
軟毛の原因には遺伝的な要因やAGAの症状、生活習慣、環境要因などがあります。遺伝的な要因によるものは毛髪に関連する遺伝子の影響により髪質が決まってきます。一方、生活習慣によるものは、栄養バランスの偏りやストレス、睡眠不足などが原因となり、環境要因によるものは、紫外線やドライヤーの熱などが原因となることがあります。
軟毛と薄毛の関係は?
軟毛だと薄毛になりやすいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、軟毛と薄毛には直接の関係はありません。遺伝的要素で生まれつき軟毛の人は軟毛だからと言って薄毛になるということはありません。
ただし、もともと毛が太かったのに年を取ってから後天的に軟毛になった、毛が細くなったという方は注意が必要です。AGAは悪玉化した男性ホルモンの影響によって本来2~6年程度ある1本の髪の毛が生えてから抜けるまでのヘアサイクルが乱れて、数か月で抜けてしまう症状です。つまり髪の毛が十分に成長しきる前に抜けてしまうことになり、その結果成長した太い毛ではなく細い毛が増えたというように見えます。特に生え際や頭頂部などが細くなったと感じる場合はAGAの症状の可能性が高く、適切な治療が必要になります。
毛が細くなったと感じたら早めの治療を
元々太かった髪の毛が細くなった、軟毛になったと感じたら、バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動習慣を作るなど生活習慣の見直しに加えて、フィナステリド、ミノキシジルといったAGAの原因や髪の成長に対処する治療薬を使っての治療が有効になります。AGAは早めに治療を開始するほうが効果があらわれやすいと言われています。細くなったと感じたらまずは一度相談してみることをおすすめします。
最後に
本記事では軟毛と薄毛の関係についてご紹介しました。軟毛だからといって必ずしも薄毛になるわけではありませんが、後天的に軟毛になった、毛が細くなった場合は注意が必要です。
薄毛は早めに治療開始するほど効果があらわれやすいと言われています。気になる場合はまずはご相談ください。
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監修医師
TOSHIYA ISHIYAMA
石山 敏也
2014年順天堂大学医学部卒業後、順天堂大学医学部附属順天堂医院に勤務。19年より、新島診療所村医に就任。20年スキンシアクリニック副院長に就任。日本内科学会認定医産業医