2022.11.24
【AGA治療】髪の毛の太さと薄毛の関係について

薄毛は男性の深刻な悩みの一つで、薄毛に悩む方は全国に約1,200万人もいると言われています。薄毛にはいくつかの原因が考えられますが、主な原因はAGA(男性型脱毛症)です。AGAは進行性の症状であり、原因を理解した上で正しい治療が必要となります。
髪が細くて柔らかい人はご自身が将来薄毛になるのでは?AGAになるのでは?と悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。本記事では、髪の毛の太さと薄毛の関係についてご説明します。
髪の細さ、太さを決める要因
日本人の髪の太さは、0.05~0.15mm程度が一般的で、細い人は0.05~0.07mm程度、普通の人だと0.08~0.09mm程度、太い人だと0.1~0.15mm程度と言われています。
髪の太さは、性別や年齢でも異なります。髪の毛の太さは遺伝的な要素が大きく、生まれつき毛が細い人が太くなることはほぼありません。
髪の太さは遺伝的要素に加えて年齢や生活習慣の乱れによって頭皮の血行が悪化し髪の毛が細くなることはあります。
髪の太さと薄毛の関係
髪が細いと薄毛になる、髪が太いと薄毛にはならない、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、髪の太さと薄毛(AGA)になるかどうかは関係ありません。しかし後天的に髪の毛が細くなったといった以下のような場合は注意が必要です。
- もともと毛が太かったのに細くなってきた
髪質に変化がある場合、髪の毛の成長周期・ヘアサイクルが乱れている可能性が高く、髪の毛が太く育つ前に抜け落ちてしまっていることが考えられます。AGAを発症すると男性ホルモンの悪玉化によって本来のヘアサイクルより短い期間で毛が抜けてしまうため、細い毛が多くなったと感じることがあります
- 寝ぐせがつかなくなってきた
髪のハリやコシがなくなると寝ぐせつきにくくなります、もともと寝ぐせがついていたのにつかなくなった場合は、髪が細くなりハリやコシがなくなって毛が細くなった可能性があります。
- 部分的に髪の毛が細くなってきた
頭頂部や生え際など一部分の髪の毛が細くなるのは代表的なAGAの症状です。特定の部分の髪の毛が細くなってきた場合は注意が必要です。
毛が細くなったと感じたら早めの治療を
元々太かった髪の毛が細くなったと感じたら、バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動習慣を作るなど生活習慣の見直しに加えて、フィナステリド、ミノキシジルといったAGAの原因や髪の成長に対処する治療薬を使っての治療が有効になります。AGAは早めに治療を開始するほうが効果があらわれやすいと言われています。細くなったと感じたらまずは一度相談してみることをおすすめします。
最後に
本記事では髪の太さと薄毛の関係についてご紹介しました。髪が細いからといって必ずしも薄毛になるわけではありませんが、後天的に毛が細くなった場合は注意が必要です。
薄毛は早めに治療開始するほど効果があらわれやすいと言われています。気になる場合はまずはご相談ください。
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監修医師
TOSHIYA ISHIYAMA
石山 敏也
2014年順天堂大学医学部卒業後、順天堂大学医学部附属順天堂医院に勤務。19年より、新島診療所村医に就任。20年スキンシアクリニック副院長に就任。日本内科学会認定医産業医