2021.12.7

AGAの原因はなんですか?

AGAは、ヘアサイクルが乱れることで発症します。
髪は、生えて抜け落ち、再び生えてくる、成長期、退行期、休止期からなる毛周期を経て脱毛します。
この毛周期が正常な場合、成長期が2~6年間といわれていますが、AGAは男性ホルモンが悪玉ホルモンとなり、この成長期を短縮させることが主な原因です。
具体的には、男性ホルモン(テストステロン)が頭皮に分布する還元酵素(5αリダクターゼ)と結合し、悪玉ホルモン(ジヒドロテストステロン)となります。この悪玉ホルモンが、毛乳頭細胞の男性ホルモン受容体に取り込まれ、成長期を短縮させる指示が発信されます。
成長期が短縮されると、退行期へと早くに移行して、髪の成長が遅くなります。その結果、髪が十分に育たないうちに休止期に移り、その部分が薄毛となります。

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